ゴルフ場階段回り特殊な大谷石使い

 

1階から踊り場まで階段脇大谷石壁

階段手摺の外側に大谷石がランダムに積まれています。その大谷石は、薄いものを貼り合わせたものでなく。すべてムクモノ(かたまり)で下から積まれています。でっこみひっこみをわざと作り、そして石の寸法もばらばらです。

踊り場から2階まで

階段がおり曲がって2階に行く大谷石は、階段と同じように段になっています。決して人がのるところでは、ありませんが見た目が落ち着く感じがします。

2階から1階に大谷石を見下ろした写真

大谷石をむくで積み上げているため、おもても裏も、おおやいしの表情が見ることができます。もし壁に接着剤などで張る工法ですと、片面しか見ることは、できません。なので、大谷石の下から見る表情中間から見る表情上から見る表情と、全然違って見えます。大変趣のある張り方と思います。

大谷石正面からの写真

幅てきには18cmから27cmで、高さてきには6cmから27cm、長さてきには10cmから70cmとバリエーションが豊かです。右上には、2階の大谷石が、違った表情を見せています。大谷石細目が使用されています。

近景写真1

アップの写真ですが、大谷石の角をめんとったり、切りかけしたりしています。みその大きいところも少しあります。めじは、モルタル目地を使用しています。

近景写真2

凹凸がわかるように下から見上げた写真です。大谷石の表面の仕上げですが、のみつき、びしゃん、こたたき、コーピン、割肌、チェーン引き仕上げとさまざまな仕上げを用いてます。

売店わき及び、貸金庫うら大谷石

ここからみた面がひろびろと感じられます。いろいろな形をした大谷石が乱張り状に張られています。大谷石を2階天井まで張らず踊り場までで止めて、踊り場にある窓からの陽の光が、1階に注ぎ込み、そしてダウンライトと織り交ぜて、独特な照明になっています。大谷石と光の関係がまさにマッチしている空間だと思います。

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