大谷石居酒屋

 

大谷石海蔵

宇都宮駅西口から歩きで5分ほどのところに居酒屋海蔵があります。入口幅は、4mほどですが、中は、かなり広いです。迷路のような通路で、壁、床にかなりの量の大谷石が使われています。平日もかなり予約が入り、週末は、いっぱいの人気店です。見ると、分かるように入口から奥に細い通路を歩いていきます。

 

大谷石コーピン割肌のコラボ

まずは、大谷石の柱が、ツートントントンツーと、建物を支えています。四方巻きに、大谷石が、黒く割肌、明るくコーピン仕上げで、張られています。柱を挟んで両脇が通路になっていて、おもむきがあります。営業中の看板が石に立てかけてあり、お客を奥にいざなっています。

照明に照らされる大谷石

入口右側の通路です。幅は、1,5mほどです。右壁には、大谷石の割肌仕上げが天井まで、そして奥までつながっています。天井のダウンライトの明かりと壁かけの上下ライトが、石、そのものに、影を与えながら、幻想的な効果を出しています。そして床にも大谷石が飛び石のように敷き詰められています。

振り返って大谷石

入口を見ると、宇都宮駅メイン通りに車が止まっています。幻想的な大谷石に囲まれた空間とのギャップが感じられます。居酒屋で飲食する前に、このような素敵な空間が演出されてるのは、すごいと思います。まるで、TDLの中のアトラクションに並んでる時のような、客を飽きさせない、ワクワクさせる感じの回廊です。

突き当り、誘う大谷石

入口を15mほどいくと4段ほどの大谷石階段があり、左に曲がり、あがっていきます。右壁には、昔ながらの方法で採掘した、つるはしで削った、つるめ表情の大谷石があります。入口の割肌の明るい感じでなく、少し暗めなムードを上げる、第二の入り口になっています。

まだまだ大谷石階段

階段通路を突き進めていくと、これでもかのごとく両脇大谷石です。ぼこぼこ割肌が迫ってきます。

これを上がると2階

最後の曲がりを上がるとようやく受付、入口からかなり入ってきた感じです。ここから案内されて、席に向かいます。

大谷石オブジェ

二階に上がったところに、和風なつくりの坪庭みたいな、小竹と流木と白砂利がバランスよくセットされた空間を通りすぎると、テーブル席が見えてきました。

大谷石オブジェ2

見る方向によって、感じが違って見えます。自分には、よくわかりませんが、華道、生け花の専門の流派の人たちには、きっと、わかるのでしょう。ダウンライトの照明がやさしく迎えてくれてます。

まだまだ大谷石回廊

4人の個室を予約したので、店員さんに案内されて、進んでいきます。1mほどの幅の回廊の両脇に、まだまだ大谷石。左には、小窓のついたダウンライトの大谷石。天井は、黒い梁(はり)が古民家風に、見えています。

大谷石回廊化粧室

大谷石回廊の途中にトイレがあります。清潔感のある、品のよさそうな入口に見えます。中も大谷石で素敵です。

化粧室左

トイレ左脇にもオブジェがあります。割肌壁の中に、細長い、コーピン仕上げの大谷石が、高さちがいに、たててあります。その前に、先ほどの入口に有った、小竹と流木と砂利が置かれてあります。

化粧室右

多分猫であろう、トイレ手前大谷石コーナーに、置物が置かれてあります。よく見ると、車輪や、丸パイプ、木の枝、そこらで拾ってきたような穴あき鉄管、で構成されています。おなかには、魚の鯛がいて、福と書かれています。摩訶不思議な、にゃんこです。

大谷石の間に自販機

な、な、、なんと居酒屋さんに、たばこの自動販売機。回廊の奥まったところにあります。ジャスト的な空間にそれは、あります。どれだけの人がたばこを買うのでしょうか。あれば便利なのでしょう。愛煙家には、たまりません。

分岐点右もカッコイイ

両脇に和風な庭を見て、木の橋を渡り、大谷石の床を越えていくと、のれんのかかった小部屋が、ありました。ピカピカ茶色に塗られた橋が、靴下で歩くのに素敵な感じでございました。

ざ、和風。感が、漂っていました。

回廊左へ

分岐点を左に案内された自分たちは、さらに奥へ。左右には、小上りの階段付きの個室があり。回廊下段には、大谷石割肌が。まだまだ進みます。

ようやく着席

室内腰にも大谷石、その上は、ベージュ色の左官で仕上げられた壁。板の間に座布団、堀床のあるテーブル。どんだけ大谷石を使っているのだろう。そしてつくりに、凝っているのだろう。それでもって決して高くない、リーズナブルな価格設定。味も抜群。一度、行ってもらいたい居酒屋だと思う。

 

 

 

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