個人邸トイレリフォーム

既存のタイル壁はがし

もともとタイル壁であったものを、今回、大谷石に張り替えリフォームします。コンパネ下地に張ってあったタイルをお客様の方で、はがし落としました。はがした状態で現場を見せていただき、大谷石腰回り張り替え工事の打ち合わせをしました。置き台に乗ってある中目と細目のサンプルを見てもらい、中目に決めていただきました。図面を書きイメージを確認していただきました。

4段腰回り施工

図面をもとに、当社で原石から切り出し、寸法に切り、材料を作り、現場に搬入して、レーザーで水平レベルだしをして、高さを合わせて、施工しました。壁がコンパネなので、セラミック系の2色かき混ぜボンドを使用しました。

施工後のしあげ

大谷石施工後お客様の方で壁塗り、コーキング、台付け、洗面水道工事、鏡貼り等をして完成です。ちなみにガラス作品は、お客様手づくりです。

手洗い所及び物置台

お客様のセンスによる洋便器脇の物置台、水出し口、鏡下のライトアップ、ライトダウン、大谷石とのマッチングがばえています。落ち着いたそして安堵感のあるつくりになっています。

トイレと大谷石

トイレに座ったときの安堵感、大谷石が気持ちを和ませてくれるイメージ、床材の落ち着き色、壁塗りの明るさ。いろいろな要素が重なり合ってできている空間です。

 

 

最後に

L字型の個室に落ち着く雰囲気、置物のによるやすらぎ、ほっこりと安心できる造りになっているかと思われます。今回大谷石を施工するにあたり、宇都宮市の事業として大谷石を住宅や店舗に利用した費用を補助の条件に当てはまり、活用させていただきました(市予算がなくなり次第終了)。お客様が申請するのではなく、当社が代行で資料をそろえて申請させていただきました。無事とどこうりなく、補助金がお客様の口座にふりこまれるまで、できました。これからも宇都宮産の大谷石を、使われることを望みます。