大谷石キッチンカウンター腰

立ち上がりに大谷石

キッチンカウターに大谷石細目割肌を貼りました。色的に青くぬれた感じになっています。原因は、大谷石原石を、コーピンでスライスして割肌状に表面を加工してこの現場までの製作時間が短かかったため、完全に乾いてない、色の変化が進行してないままコンパネ下地に張り付けたからです。しかし時間がたつと大谷石の水分が蒸発して酸化の進行が進み変色し、落ち着きます。

大谷石コーナー

よく見ると石が互い違いに積み重なり(馬貼り)、大谷石と大谷石との積み重なったところには、谷のようになっています。合口の目地が直線的にそろうように四方小口から割って合わせています。ライトなどの光源が当たると、そこが影になり、凹凸感が増します。コーナー以外の平板は、厚み4CMほどですが、コーナーは、厚み17CMの厚い大谷石を使い、後ろをL型にくりぬいています。コーナーに目地が来ないようにしています。

大谷石裏コーナー

シンク側から見たところです。割肌の小口をコーピン仕上げで出してその隣に、コーピン仕上げの幅10CMの高さ80CMの大谷石で終結しています。大谷石細目を使用しているため黒いミソが落ちることは、ほとんどありません。料理を作るにも、たのしさが増すのでは、ないでしょうか?

大谷石をリビングに使用

部屋の中に大谷石を使うことは、多々あります。床から天井までの壁面や壁掛けTVの周りに張ったり、玄関に張ったり。用途は、千差万別です。目につくところに大谷石があると、心が和みます。表面の仕上げや、使用するところを考えてワンポイント大谷石は、どうでしょうか。ご希望があれば、親切丁寧にうちあわせして進行させていただきます。問い合わせをお待ちしております。