大谷石の教会
大谷石つくりの教会
宇都宮市の中心街、宇都宮東武駅の南に、松が峰教会があります。閑静とした住宅街の一角にあります。ミサ、結婚式等、行事最中以外は、誰でも自由に見学できます。中の聖堂のつくりは、実際に見られると、厳かな、厳粛な空気があります。
大谷石の建築物で、これほど凄いのは、ないと思います。外装内装に、ふんだんに宇都宮産大谷石が使われています。石質としても、最高のものが、つかわれています。作りもこらしています。
そびえたつ大谷石教会
外部との境界にも、大谷石の石塀が積まれています。塀も教会も大谷石一色、違和感がない、一体化されている建物となっています。国の登録有形文化財となっています。4階たての2塔のわかれた建物が天に向かってそびえったっています。スイス人が設計し、古代ローマ風を取り入れたヨーロッパにあるような建築物です。
宇都宮市内名所案内板
宇都宮の軌跡の案内板が大谷石塀前に置かれています。市内各所の名所に置かれています。その軌跡の中の一つが、松が峰教会です。歴史や文化財をたどれる軌跡案内となっています。
夕暮れの教会
どの角度から見ても趣のある建物である教会。大谷石だけを見ていてもいろいろな見え方がある、作り。見ていても飽きない、夕暮れまでも見てられる。
彫刻大谷石
階段や壁作りに、えぐり、たたき、小段、わりはだ、削りこみ、アーチ状の入口、窓枠、球体のかざり、多種多様な、職人の技の加工が、ほどこされています。設計の意図にもとずいて忠実に再現されています。それらが一体となってヨーロッパ調な作りに見えています。宇都宮のサグラダファミリアと、思っています。