特殊貼り大谷石

エントランス床大谷石

中目材を、200mm正方形、100mm正方形、50mm正方形等に切った大谷石を、デザインよく配列して、貼った床です。大中小のバランスを考えて、玄関ドアーに向かって流れています。張り方のデザインは、多種多様、無限にあります。張り方も、手間がかかります。そして素敵に感じられます。

床アップ

中目の比較的みそ(茶色い部分)の少ない大谷石が使われています。大谷石の特徴であるみそが見られ、みそのない部分もありバランスが取れています。石と石の間には、タイロン目地材灰が使われています。白い巾木材を見てみると、天場水平に対して、石が勾配になっています。その点でも石を細かくして調整して施工されています。

 

ドアー前に大理石

ドアー前に大谷石のほかに白とピンクの大理石があります。ドアー前にひし形方向に、貼ってあります、ノルエージャンローズという大理石。何気ない床張りですが、工夫を凝らしています。見たことのない張り方で、大変良いと思います。

大谷石細目割肌

店舗壁床に、大谷石があります。まず床材は、コーピン仕上げの正方形に、貼られていますが、大きさが450×450ほどの大きさが、あります。普通、大谷石は、300×900mmが基本です。この床の大きさは、大谷石を採掘するにあたり、特別な切り出しを、しなければなりません。特注サイズです。希少価値があると思います。壁は、割肌です。70mm、300mmとかなり厚い大谷石が使われています。裏をくりぬいています。張り方も縦使い、横使いとランダムに貼られています。そして全体的に、荒々しさの中に、落ち着いた感じを、かもし出しています。木材の棚やデスクの形など、工夫が凝らしてあります。

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