大谷石のかたまり

 

正面左大谷石

手前の駐車場に車を置いて、門をくぐり抜けて、階段を上がっていくと、ホテルにつながっています。右側は、木の柱。左側は、大谷石で、屋根を支えています。長屋門のような作りですが、左側のスペースには、部屋は、ありません。すべてが大谷石なのです。

塊り大谷石

近くで大谷石を見ると、どこにもつなぎ目がありません。下のコンクリート基礎の上にのっています。寸法が約、0,9m、奥行き1,8m、高さ2mあります。重さは、5500kg。貼り合わせたわけでもなく、積み上げたわけでもなく、大谷石の塊なのです。特別な大谷石採掘場で取れた大谷石です。現在この採掘場は、閉鎖されています。十数年前までは、1m×2m×2mの大谷石を、クレーンで、地上に上げていたのです。運ぶのにも、施工するにもかなり大変です。

上からの大谷石

大谷石自体、上面は、みそが大きく、下に行くにつれてみそが小さいです。なかなか、このような大きな原石は、目がそろいません。そこがまた、無垢材としてのいいところなのかもしれません。表面は、コーピン仕上げの平らな面です。中目材です。現在では、手に入らない貴重な大谷石です。駐車場の中には、腰を下ろせる椅子があり、その向こうには、神社。木陰でまどろみ一休み。

原生林の中の大谷石

秋には、周りの木々の紅葉が、赤く色づき、感動し。冬には、雪が、積もり、情緒をかきたて。春夏は、気分爽快で、木漏れ日の中を気持ちよく歩き。夜には、赤や緑のライトアップで幻想的に、感じ。いろんな状況の中でも大谷石が、はえる存在になっています。このような大谷石の使い方を素敵に思います。

鬼怒川温泉散歩道

舗装道路を散歩すると、その門構えが出てきます。閑静な森の中の、素敵なホテル街の中の一つのホテルです。全体的風景に大谷石がマッチしてます。

鬼怒川だけに鬼

大谷石の門構えから、50mくらい行くと、階段に書かれた30mの鬼は、威圧感があります。鬼怒川の橋を渡り、遊歩道の中にあります。近くには、足湯や子鬼の鬼怒太,鬼怒子の銅像もあります。

 

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