自社加工した大谷石をお届けします。

石の性質②

【石の性質①】に続き、建築用の石材を取り扱う業界団体である「全国建築石材工業会」が分類した「石の性質」に基づき、④粘板岩⑤砂岩⑥凝灰岩⑦石灰岩について、同工業会のHPなどを参考に、それぞれの石がどのような性質を持っているのか紹介します。

④粘板岩
粘板岩は通称「スレート」とも呼ばれます。古生層や中生層で凝固した水成岩で、均一で非結晶質の板状組織を持っており、粘土に炭素物質や酸化鉄分が混在した組成・状態になっています。色調は一般的には黒か赤褐色ですが、中には緑色のものもあります。容易に板状に加工することができ、曲げ強度が強いため、多くは屋根材に用いられています。

⑤砂岩
砂岩は種々の岩石が、粗粒となり水中に堆積し、膠結したものです。安山岩と凝灰岩の中間程度の強度で、耐火性が高く酸にも強い性質を持っています。吸水率の高いものは、外装に使用すると凍害を受ける場合があります。また、汚れや苔が付きやすいため、十分なメンテナンスが必要です。しみや筋のないものが良質とされています。

⑥凝灰岩
凝灰岩は噴出した火山岩、砂、岩塊片などの火山噴出物が、水中あるいは陸上に堆積して凝固したものです。層状や塊状で存在しており、大谷石はこの凝灰岩の一種です。色調は淡灰や灰緑色などが多く見受けられます。混在する物質によって斑紋があるものもあります。光沢がなく、時間がたつと変色します。石質は軟らかく強度が低いため、加工しやすい一方で、風化しやすい面がありますが、耐熱性に優れています。

⑦石灰岩
石灰岩は大部分が炭酸カルシウムから成り、炭酸石灰質の殻をもつ生物の化石や海水中の成分が沈殿してできた岩石です。他の石材にはない独特の風合いがあります。物理的な性質は凝灰岩に似たものから大理石に近いものまで、幅があります。軟らかく加工しやすい半面、強度や耐水性が弱い性質があり、内装の壁・床材として用いられることが多い石材です。

※参考文献/『日本建築石材工業会HP』など。


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