自社加工した大谷石をお届けします。

建築用石材

日本での建築用の石材は、古くから石段、城壁、石垣、橋など、主として土木用に多く用いられてきました。大谷石の蔵のように保存用倉庫などに用いられる例はあったものの、広く建築物に活用されるようになったのは、明治以降、西洋風の建築様式が導入されるようになってからです。

宇都宮市の大谷地区で産出される大谷石を使った建築物では、アメリカ人建築家フランク・ロイド・ライトが手掛けた旧帝国ホテルがよく知られていますが、宇都宮市内にもカトリック松が峰教会、宇都宮聖公教会、大谷公会堂などが現存しています。

地震国である日本では石の組積造の建築物は建てにくく、構造用材としての石材の利用はあまりありません。石が持つ色合い美しさ、重厚さなどから、主には内外壁の装飾用として活用されています。

建築用の石材を取り扱う業者の業界団体である「全国建築石材工業会」は、「石の性質」として①花崗岩②安山岩③大理石④粘板岩⑤砂岩⑥凝灰岩⑦石灰岩に分類しています。それぞれに特有の性質を持ち、醸し出す風合いも違ってきます。また、例えば同じ花崗岩であっても産地によって色調や強度などが異なり、バラエティーに富んでいます。

国内には古くからその土地独特の石を産出してきた歴史があり、その土地の名前を取って「○○石」などと称される石が全国各地に存在しています。宇都宮市の特産である大谷石は、凝灰岩の一種の「緑色凝灰岩」と呼ばれるものです。運搬手段が発達していなかったころには、地元で使われることがほとんどで、それぞれ人々の暮らしに根差した石の文化が築かれてきました。

しかし、建築用材として石の利用が広まるにつれ、石材資源の不足や用途の多様化を補うため、花崗岩や大理石などを中心に、海外からの輸入も増えてきました。外国からの石の輸入が始まったのは大正末期から昭和初期とされていますが、今日では多くが輸入石材で占められています。


大谷石の販売に関するお問い合わせは
028-652-4396

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